猫飯屋の女将

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zoom RSS 「あさイチ」での「不安病」の取り上げ方について…

<<   作成日時 : 2012/01/26 16:14   >>

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ご覧になった方もいらっしゃると思いますが…
先日、NHKのあさイチという番組で、「不安病」について取り上げられていました。

途中まで観て、母が気にするといけないので、後は録画で観ました。

おそらく、あれを観られた現在複数のメンタル病と闘っている方やパニック障害と闘ってる方は、相当にがっかりされたと私は思います。

解説に出てこられた医師は親身な先生とは感じられましたが、一回の放送では時間が足りない感じで言葉不足もありました。

パニック障害と全般性不安障害を一緒に例にあげること、
薬を飲んだら一週間で治りますと軽々しく言ったこと、

番組冒頭の「今不安なことはなんですか?」と質問する街頭インタビューは必要でしょうか?

それをした後に、実際に一般のパニック障害の実例取材もありました。
その部分はこうならないために予防しましょという目的に使われたのでしょうか?

病気の人の取材をみたら、この番組をみたら、良い情報が得られるのでは?と感じてしまいますね。


番組テーマは、そこまで行くまでに不安を解消して、脳トレしましょうということなのです、二回目見直したら。

最初に病名を言われると、観ている人はもっと深いことを言ってくれると思ってしまいます。

番組内でも、具体的な病名と、まだその病気の入り口付近の人を当事者であるような表現で説明されてしまうと、「不安を巨大化させない予防」の観点からずれていくと思いました。

番組内でも、病名を上げての質疑応答と、そのまえの不安が強い人への対処方法が同列に語られていて、ちぐはぐな感じ。
確かに、早めに医師にかかられた人は、薬を飲んで、ここで上げられた脳トレをすると改善するかとは思います。

が、当事者としては、少し逆撫でされる感覚もありました。


出演された医師の気持ち・病気を知って欲しい、こういう症状なら病院に来て欲しい、病気になっても軽い内なら、番組のような予防が効果的などの思いと、
番組内容の作り方の軽さ・病気になる前に脳トレしよう!が、ぜんぜん合致していないと感じてしまいました。


他の人にも起こりえることなので、知ってもらうためにも必要かと思いますが、もう少し考えた内容でもよかったのでは??
司会者もパネリストもその病気について知らないみたいだったから、その人達に半分以上でも理解出来る番組にするとか、もっと方法があったのではないでしょうか…
「ためしてガッテン」を観た方がよかったな…という感じ満載…


不安が強く日々感じられて、考えから離れられない時の対処法・訓練法は下記の通り(もっと詳しい内容は、この番組のホームページへ行かれてください)

・目を閉じて、心を静かにおちつけます。

・目の前に川が流れています。

・上流から、木の葉が流れてきました。

・今思っている、不安や取りつかれている考えをこの木の葉に乗せて流すイメージをしましょう。



考え過ぎている不安や、エンドレスで出てくる考えを一旦、客観的に見るために一度、手放してみる…という訓練だそうです。

あともう一つは…

同じ考えに取りつかれて、頭の中でそれを繰り返し考えてしまう場合の対処として「…と思った」を付け加えること。

「今日は何もかもうまくいかなくて、つらかったな…と思った。」


これは、メンタルな病気の人は、それぞれに自己流でもその場を乗り切るための「個人個人のやり方」を持っていると私は思っています。
だから、このやり方もひとつかとは考えます。


たた、単独でパニック障害だとはいえ、一週間、医師の言われたような気持ちの流し方をしたら顔が明るくなったくらいの人ならば、ああした実験結果場所にも行くことができると思います。

その前の時点でも同じ方々がその場所に集まっていましたし。

本当にパニックで困っている時は、ああした場所に、何日の何時に、○○に集まってくださいと言われても、そこにさえ集まれないのも事実です。
(集まった方も、パニック障害であろうし、軽いとか、重いとか、観ただけで言えませんが…)



バンジージャンプを使った実験で、普通の人と、僧侶との感じ方の違いが脳波に出ていて、それを元にパニック障害・不安障害の人の治療に役立てることは有りとは思いますが、とても雑な作り方だな…と思いました。

脳トレで予防なのか、病気の人への番組なのか、途中からよくわからなくなってきていました。

とにかく一回で伝えられる内容作りで無いので、医師が言った「パニック障害は、原因はわからないが、脳のバランスが崩れているのです…」というのを最後まで覚えていた病気でない人は何人いるんでしょう…


唯一、ゲストパネラーの辺見えみりさんが「友達がパニック障害なのですが、一緒に乗り物に乗ったりしてあげることなど、できることはありますか?」というような質問をしてくれたことが救いでした。

それについての、医師の答える時間も少なすぎ、あまりよく伝わっていなかったのが残念です。

番組最後には、たくさんの闘病中や当事者の周りの方からのFAXが張り出されていました。

「子供が不安感が強く、行動に制限が出てしまいますが、子供でもできますか?」
(お子さんには客観視は難しいので、もう少し成長してからの方がよいですと医師)

「うつの人でもできますか?」

「会社で上司からの圧力が強く、落ち込んでいる主人が先生のいうとおりにやったら、木の葉は流れず沈んでいった…と言っていますが。」
(その場合には、この療法はまだ早いと思いますので、今は止めてくださいと医師)

それほど、皆さん真剣なのですよ…

だから、放送の終わりに来たFAXへ医師が対応する数分間の方が、とても重要な内容だったように感じました。

「ためしてガッテン」とのコラボで、「あさイチ」でも同じ内容を取り上げることが多いですが、ピンポイントである分、「ためしてガッテン」をみた方が良いと感じます。
あれでは、一般の人でさえ誤解が残る気がしました。

もしも、あの時に取り上げられたことが、自分のあまり知識のない病気への対処や内容だったら、それをみて納得してしまうのかな…
そうして、たくさんあるいろんな病気を誤解してしまうならば、悲しいなと思います。


メンタル系のことなどで秀逸?の番組を観るなら、やはりEテレの「ハートをつなごう」など、実体験を取材したものや、石田衣良さんのようなやんわりとした話し方で話が進んで行く番組の方が良かったな…と感じました。
(まあ、体験者か、周りに病気の方がいるか、興味のある方しか観ないのかもしれませんが…)




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おはよう^^
あまり、軽々しい番組は良くないよね。
見てないから詳細は分からないけど、さつきさんが仰る様に”当事者”として、不安に思うものなら逆効果ですよね。
私もパートの仕事の時の同僚がパニック障害でした。
だから新年会や忘年会もあまり出たがらなかったのですが、一緒に電車に乗ったりして、帰りは一緒にタクシーで帰って来たりしてました。
その人は入ってる宗教があり、その集まりの時も会館の非常口に近い場所に座るわるらしいです。
でもメンタル医に通い、最後は”自己肯定論”ができる様になって病院も終わったのかな??
そのDr.を好きになれたと言うのが大きかったみたいです。
さつきさんは色々な番組を見てられるのね。
私は畑違いか(!?)水谷先生の番組は見たいです。
病んでる人の深淵に迫る様な気がして。
ちょっと、ピンボケのコメントになって、お許しを!!w

                    betty^^♪
betty
2012/01/27 05:25
こんにちは。
さつきさんの記事、、もっともだな。。と思って読ませてもらいました。
そんなに簡単に治る病気じゃないのに。。な、というのが
率直な感想です。
私もいつまで薬を飲むのだろう。。。と不安に思うときがあります。
子育てが終わり、夫と2人になっても飲むのかな・・
ちょっと病院が遠いのと,先生が高齢なので
いつまで診てもらえるかな。。という不安もあります。

川が流れていて、葉っぱを流す。
私は○○だと思った。。というのは
先日、カウンセリングの先生から聞きました。
試してガッテンで放送されていたそうですね。
そう考えられるようになりたいです。
自分のこと、、、もっと好きになりたいと思いました。

いつもありがとう^^

ちゃる
2012/01/27 17:44
☆bettyさん、こんにちは(^^)

私が「軽い」と書いてしまったのですが、2回観ても内容がちぐはぐなんです…
フォーカスが広すぎるのと、病気の具体例も出したので、当然、病気や、それに近い方が観られるので、一般の方は興味がないかもしれないのに、内容が「予防」なんですね…苦笑

だから、最後のFAX紹介では、真剣な悩みの方が多くて、結局はそういう人が観ているのだから気をつけた方がいいのになあ…と思いました。
番組も視聴率の問題があるから、評判が立てばいいのかな…??
司会者もパネラーも医師も一生懸命でしたけど、ちぐはぐでした…

単独のパニック障害だけのうちに、受診して治ることが望ましいけれど、なかなかそこに行けないのも事実なので、お友達のような方は良かったな…と心から思います。(^^)
非常口の近くに座るのは怖くなったらそこから逃げてもいいのだという心の拠り所を作っておくことなので、パニックの人には必須ですね…
私は人と一緒でも発作が起きるので…それでもひとりよりはいいですが、ダメな自分を見られたくなかったり、迷惑かけたくなかったりしてしまうことが多いです。

メンタル系の病気の番組はね、フォローしたい人もいるし、自分のためにも観ますが、時々は今日はダメだなという日もあります。(疲れていて正視出来ない時…)
水谷修先生はリンパ腫?でしたかを告白されていましたね。
ネットで探すとまだ若者向けに公表されている水谷先生へのメルアドがあるかもしれませんが…
最近も本を出されていたので、お元気なのだな…と。
実際に会うのは怖いです、甘い!!な!!と言われそうで。(^^ゞ
でも、水谷先生のような方にはもっと長生きして、いろいろ教えていただきたいと思います。
若者の闇は結局はメンタルな病気にも繋がっているので、ピンぼけじゃないですよん。

さつき
2012/01/28 12:04
☆ちゃるさん、ありがと(^^)

心の状況で出来ない人でなく、病気が改善中や病気なのかな?の時ならば、こうした療法は有りと思うけど、具体的な病名を出されると、当事者の方が観る人が多いかなと。
だから、そんなに簡単ではないのになあ…という感じと、予防できるうちにした方がいいというのが、自分の中でもごっちゃでした。(^^ゞ

メンタル病の人は、自分なりの回避の仕方を個々に工夫して持っているような気がします。(無意識でも…)
この番組に出た医師もえみりさんの質問に答えるとき、少しずつ良いイメージが頭に残るような方法で良い経験を積んでいくことが病気対処に必要なこと、と言っていました。

薬を止める判断…医師がしてくれたとしても、そこまでに自分の心がついていけてないと難しいですよね…
ただ出来たことが増えて、それが出来た!というイメージとして残って、だんだん行動が広がれば、その時は心も少しは前向きというか、アップしているので薬を減らして行ける先駆けにはなりますね。

医師とも相性なので、次に合う先生がいるか…ということは、私も考えます。
内科医も高齢ですし…ちゃるさんの気持ちと一緒です。
たぶん、必ず流れがあるので、そういう状況になったとき、出会える人はいると信じていこうと私は思うので、ちゃるさんもそんな気持ちの持ち方どうですか?

ためしてガッテンの方が説明がくどいですが、ピンポイントで誤解がないかも。(^^ゞ(私は観てません、番組欄が不眠のための脳トレ?だったと思うので)

自分のことは「好き」でなくてもバカボンパパの「これでいいのだ〜」という考え方もいいかなと思ってます。(^^)
さつき
2012/01/28 14:04

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