猫飯屋の女将

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zoom RSS ドラマ「七瀬ふたたび」…

<<   作成日時 : 2008/12/17 16:14   >>

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録画して観ていたので、一週遅れで、ドラマを見終わりました。

筒井康隆さん原作の「七瀬ふたたび」。
妹も是非観たいと言うことで、一緒にみたのでした。

このお話は、火田七瀬という主人公がテレパス(人の心を読む能力)を持っているというお話です。
本は「家族八景」・「七瀬ふたたび」・「エディプスの恋人」と三部作になっていて、当時わくわくしながら読みました。
(ドラマを観て、もう一度読みたくて探していますが、見つかりません。。。処分したのかな…)

このドラマは、何回かドラマ化されていますが、私の記憶にあって、はっきり覚えているのは、やはり同じNHKの少年ドラマシリーズでの「七瀬ふたたび」でした。

一番最初は、TBSテレビの日曜劇場で「家族八景」がまず一度だけドラマ化されました。
人の心を読める能力がある故に、家政婦をしながら、いろんな家を転々としていく物語をベースに、火田七瀬の物語がドラマ化されたのです。

当時の私はこのドラマをとても楽しみにしていたのですが、何故かついうっかり見逃してしまい、最後の方を一部観ただけでした。
当時の火田七瀬役は多岐川裕美さん。

その七瀬を女優さんごと、引き継いで始まったのが、NHKの「七瀬ふたたび」でした。
他局でやった設定のまま、他の局でドラマ化するのは、とてもびっくりした覚えがありましたが、とてもはまっていたので、うれしかったと思います。

今回の七瀬はストーリーも、七瀬を取り巻く環境も少し昔とも原作とも違っていましたが、最初と最後はほぼ原作に近い形と言えるかもしれません。

当時の七瀬は、
電車内で崖崩れを予知した恒介との出会い
同時に自分以外のテレパス少年のりおとの出会い
そして、のりおと旅を共にすることで、いろんなことから逃げなくてはならなくなり、行く先々で、他の能力者と出会い仲間を増やし
そして、そうした能力を「悪」としてしかみられない組織に追いつめられて、最後はみんなが死んでしまうお話でした。

時間をさかのぼれる藤子、念動力の黒人ヘンリー、テレパス少年のりお、予知能力の恒介

身を隠し酒場で働く七瀬をマドンナのように心から慕う、異国の地でバーテンダーをしているヘンリーの心がとても純粋で悲しかったことと、好きかもしれない七瀬に心を読まれたくないために常に距離を置いて、会うことを拒む恒介の心が切なかったのを覚えています。


今回の七瀬では、恒介や朗(原作はのりお)との出会い
周りの人々との生活
そして、やがて少しずつ出会って仲間になっていく能力者達
(登場人物はほぼ同じだが、ヘンリーは日本人だし、恒介はつねに七瀬といる)
能力を研究していた父の話と、自分たち以外の能力者の存在
また、能力を「善」として地雷撤去などに使いながら、各国の政府に取り入り、果ては平和という目的のために自分たちの意のままに操ろうとする組織、パクスシエンティアの話
超能力を未知能力と変えたところ

など新しい部分も多く、前作の放送からかなり離れていたこともあり、これはこれで興味深く観ることができました。

一番の違いは、七瀬に能力者の中でも特殊な能力アクティブテレパスという能力を持たせたことと、それをねらうパクスシエンティアとの対立という構造でしょうか。

※アクティブテレパスは、能力のある人が彼女と接触すると能力が開花したり、強くなったり、果てはこうしたいと思うことを相手にさせてしまう能力、というような説明でした

当時の七瀬では、ただただ、超能力という異質の能力を忌み嫌う者達に追いつめらて、特異なものは処分してしまうという話の展開でしたが、今回は敵が誰なのかとその意味がある程度ははっきりしていました。

そして、最終回での違いは、彼らの中で、少年である朗は死ななかったこと
彼らを理解しようとする刑事がいること
パクスシエンティアの悪を世間に公表しようとする記者がいること
など、事件がすべて解決しないかわりに、希望も残されている、というような終わり方でした。

どちらがどれだけ原作に近いとかそういうのではなく、どちらも私には興味深かったのでした。
最後に組織の悪を暴こうとする記者に、当時の恒介役の堀内正美さんを起用していたのが、マニアには、ニヤリとするツボだったかもしれません。

ああ、やっぱり原作が読みたいな…
これは大掃除をしろという、片づけられない女「女将さつき」への試練かもしれませんね。f(^ー^;

ご覧にならない方には退屈なお話ですみません。
超能力者が好き、或いは筒井康隆さんに興味のある方は、よかったら読んでみてはと思います。(*^_^*)

公式ホームページに行ったら、筒井康隆さんからのコメントが記載されていました。
意味深い内容に感じましたので、よかったら読んでね

http://www.nhk.or.jp/drama8/nanase/html_nana_spmess.html






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
私は、録画し、翌朝見ました。
さつきさんと同じ世代なので・・原作と違いはどこか・・あの役は誰が・・
という視点で見ていました。(だから録画がちょうどいい・・)

今だから出来る映像と、出来るだけ自然にこだわって作る部分があり・・
別の意味で楽しめました。

やはり原作が読みたくなりました。
自分の子供達なら・・どう感じるのか・・知りたくなりました。
くま&クローバー
2008/12/17 16:24
筒井康隆。。。懐かしい。
読んだよ、昔テレビも見てた。
今回は見逃しちゃった。残念。
図書館で借りて読もうかな。
再放送やらないかな。。
ちゃる
2008/12/17 22:57
おはよう、さつきさん^^
「七瀬ふたたび」〜〜??
と思って今、記事見ました。
昔昔、夢中になって読みましたよ。。
懐かし〜〜☆彡
betty
2008/12/18 09:09
☆くま&クローバーさん、こんにちは(^^)

今日、ネットで探したら「七瀬ふたたび」も何回かドラマ化されていました。
たぶん、観たものもあるのかもしれないけれど、やはり一番最初のはとても印象に残ってます。
今回のお話も画面のきれいさ、前回も今回も最後は自然の中に帰っていくようなというか、うまく言えませんが、そんな意味も含まれた映像として、山の中や木々、水などを上手に使っていたと思います。(*^^*)

私自身も高校卒業前後に原作、前ドラマと出会っています。
確かに、今の子達はどう感じるのでしょうね、聞いてみたいですね。
超能力ものとしてみるのか、他の感じ方もするのか…そんなメッセージが筒井氏のコメントにも書かれていたように思いました。(*^_^*)
さつき
2008/12/18 16:18
☆ちゃるさん、こんにちは(^^)

ちゃるさんも同年代だものね、やはり、前作観てますか。(*^_^*)
今回は正直、観るのは迷いました。
やっぱり、昔の記憶や原作の記憶があるから、あんまり変えられちゃうのは嫌だったし。
でも、観たら、今回のは今回のでとても良かったです。
最終回が少しだけ未消化な部分もあったけれどね。
もしも再放送があったら、観てみてね。
俳優さんもそれぞれに良かったと思いますし。
さつき
2008/12/18 16:23
☆bettyさん、こんにちは(^^)

懐かしいでしょ。(*^_^*)
bettyさんの方がちょっとお姉さんかな??と思うけれど、ちょうど、ジュブナイルとか、少年シリーズのあたりの世代だと思うので、筒井康隆、星新一、…うーん、もう一人名前が出てこない…ああーー、眉村卓、そのあたりのお話は読まれてるのでは?と思いました。
昔のこのあたりの作品、また読んでみたくなっているところです。(=^0^=)
一応、青春時代だったりしますし、当時の匂いとか、感覚とか、何か思い出すかも、です。笑
さつき
2008/12/18 16:30
昔・・・見たので 見たかった・・・のですが・・・1話目を 見損ねて
・・・・それで 「おわり」です!(再放送が・・ないのかな?)
432R
2008/12/22 10:09
☆432Rさん、こんにちは(^^)

あらら、残念でした。
でも、再放送の可能性もありでしょうか。
W様も昔観た世代ですね。(^^)
昔のが良かったなあ…と思うのが嫌で、最初は観ようか迷いましたけど、観て良かったです。
最終話が少しだけ未消化な気がしますが、再放送があれば、お試しませ、ませ。
さつき
2008/12/22 15:23

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